思考の天球
思考の天球 / 感想・レビュー
dokan
小説でもなくエッセイでもない文章をおいかけてゆくうちに、降り積もる言葉の迷宮に迷い込むような快感を味わえる不思議な本。ある事柄を表現するために科学者や哲学者は方程式や理論をを使って必死に証明しようとするけれど、文学者はそんな理屈などかろやかに飛び越えて、言葉の力だけで直感的に捉えてしまうのだな。すごいなぁ・・・と思った。
2011/01/29
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