怪獣戯画: 開田裕治画集
怪獣戯画: 開田裕治画集 / 感想・レビュー
まえすとろ
「怪獣絵師」として名高い開田裕治画伯の作品集。1990年代にその繁栄期を極めたメディアの「レーザーディスク」をはじめ、CDのサウンドトラックにおける特撮映像作品用ジャケット画をメインで収録。映像画面の中で息づく怪獣達をモチーフに映像のワンシーンをアニメ的カットに演出して絵画調に描き出したイメージ画のほか、オブジェのように配置して世界観を再現したりとバリエーションは非常に豊富。中でもモノクロ映像作品の「原色色彩再現」は当時のデザイナー、造形スタッフからの情報を元に『復元』されている点は高く評価されている。
2013/01/26
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