こんな映画が: 吉野朔実のシネマガイド
こんな映画が: 吉野朔実のシネマガイド / 感想・レビュー
マエダ
”こんなに面白いのにみんな知らないんじゃないだろうか”と漫画家、吉野朔実さんが選ぶ映画100選確かにほとんどしらない。
2017/11/05
めしいらず
著者の感性の趣くままに選んだ映画「感想」集。評論でなく感想ってとこが重要。一観客目線なのでそれぞれの作品への愛着がとても伝わってくる。著者による映画の1シーンを切り取った漫画も興味を増す効果あり。カウリスマキ、トリアー、コーエン兄弟、シュヴァンクマイエル、カサヴェテス、ギャロ、アルモドバル…これらの名前にビビビっと来る人は間違いなく楽しめる。北欧や東欧、中東、アジア、南米、いろんな国を映画で旅することができて楽しい。また観たい映画が増えてしまった。観たくてもレンタル屋に置いてない映画が多いことが難点か。
2012/12/02
白玉あずき
知らない映画ばっかり・・・ でも大丈夫!吉野さんの熱い思いと楽しいイラストで読まされてしまいます。映画にも素晴らしい作品がいっぱいだと知っているのに、自分の生活から映画鑑賞に割ける時間が無い哀しさ。あれもこれもツタヤにないしなあ(一応見てきた)。死ぬまでにヴィスコンティくらいは見たいものです。ビクトル・エリセ監督作品も。
2017/05/18
還暦院erk
図書館本。映画評100本カラーイラスト多数!なかなか楽しかったけど、見たことのない映画が殆どで「趣味が吉野先生とかぶってないのねわたし」と再認識。くすん。p213~「映画は今の自分とはまったく違う世界に連れて行ってくれるどこでもドアです。座ったまま出来る冒険、起きたまま見る夢です。違う視点で世界を見る方法を教えてくれます。」←同感!ホントにこくこく頷いてしまった。『シネコン111』も続いて読もうと思う。吉野先生のシネマガイドやブックレビュー、もっともっと書いていただきたかったなぁ…。改めて合掌。
2019/07/31
ちぇしゃ
再読。90年代~2000年代の単館映画花やかなりし頃のミニシアター系映画エッセイ集。さすがに再読してみると作品が古い(苦笑)ほとんどの作品を知っていて、逆にこんなに映画館や、DVDで観てたんだなあと、あの頃の自分にもう一度会えたような気持ちににもなりました。DVDで後追いで見たものは間違いなく吉野朔実さんの影響なのだけど、この頃いろんな人たちと誘ったり誘われたりしながら一緒に観ていた思い出とともに作品があるんだなと再確認
2017/06/23
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