文学賞メッタ斬り! 2007年版 受賞作はありません編
文学賞メッタ斬り! 2007年版 受賞作はありません編 / 感想・レビュー
めしいらず
年度版になってまたまた登場。さすがにマンネリ感はあるけど、メッタコンビの言葉には説得力があって、やっぱりオモシロイ。二人が推しに推す中原昌也氏の著作が気になる。前回はW杯方式の採用がつまらなかった「文学賞メッタ斬り!」大賞だが、今回は改善され楽しめた。この本まで歯に衣着せぬ物言いは健在だったのに・・・(2008年版に続く)
2013/06/18
佐島楓
うーん・・・感性がそれぞれ違うので当然のことですが、万人に支持される小説はまずないんだな、と・・・。体調が悪いとき読んだので少々きつかったです。
2013/07/01
ミナコ@灯れ松明の火
人が下す評価は主観的なものでしかありえません。だから、人の評価に左右されすぎて自分の主観の軸が揺らいでしまうことは、避けたい・・・・・ということは常に念頭に置きながら読みました。批判するからには返り血を浴びる覚悟を持っているお二人だからこそ、メッタ斬りシリーズ、大好きです。大好きだからこそ長く続いてほしい。内輪ネタに偏り過ぎな感があるのが気になりますが、これからも楽しみにしています。
2011/07/12
to_ko
★★★★☆ 『ジュンちゃん(渡辺淳一)はねぇ、世の中 自分より上の人ばかりだと思った方がいいですよ、下の作家なんてほとんどいないんだから』。。。書評家・豊﨑さんの辛口&悪口は回を重ねるごとにキレがよくなっているような(笑) 次は『たいへんよくできました編』へ。
2020/08/01
chiseiok
2004年版を皮切りに06/07/08/12年と続刊がこんなに出てるとは知らなかった。文学賞全般に範囲を広げての”このミス覆面座談会”的なスタンス(あっちはもうやってないし、こっちは全く覆面じゃないけど)の言いたい放題。今回は07年版三冊目。文庫で読んだ一冊目はめちゃ面白かったけれど、本作は若干疲れが出たwのか、読んでるこちらが慣れたのか、やや薄味な気も。でもやっぱり毒舌は楽しいし、本を一冊出せるレベルの言いたい放題は尋常な読書量ではやれないんだなぁ…ていうのがひしひし伝わります。御二方共お疲れ様でした。
2016/11/14
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