99万年の叡智: 近代非理性的運動史を解く
99万年の叡智: 近代非理性的運動史を解く / 感想・レビュー
wasabi
本書を読むと世界の歴史とはカトリックとオカルティズムの終わることない覇権争いであり、あるいは現在我々が生きている(そこそこ)平穏な世界とは、理性vs非理性のせめぎ合いによってもたらされた束の間の均衡なのではとも思う。メーソン系教団の女王として、そして終末の世界での聖母マリアとして祭り上げられたディアナ・ヴォーンにまつわる話が面白すぎる。
2015/03/28
Takashi Edamoto
30年前の本であるが、99万年の前には誤差の範囲内か(笑) 荒俣先生の博識ぶりと、当時はまだオカルトに熱中していたのだということが分かる。 内容は広範に渡り、深いのか浅いのかすら判断できないほどだが、非常に興味深い。
2015/06/21
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