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ヘイスタック

ヘイスタック

ヘイスタック

作家
ボニー ガイサート
アーサー・ガイサート
Bonnie Geisert
Arthur Geisert
久美沙織
出版社
ビーエル出版
発売日
1998-06-01
ISBN
9784892386848
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ヘイスタック / 感想・レビュー

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鴨ミール

なぜかハイジを思い出す。 こんな大きな草の塊で、人が乗っても沈まないなんて、絶対乗ってみたい!夏は日除けにもなるし、もちろん草は牛や豚の食料になるし、そこで落とされたフンも、すき込んで肥料になる。こんな時代には戻れないので、残念ですね。子どもたちに読むには、ある程度の説明がいるかしら。

2023/11/18

けんとまん1007

少し前のアメリカの牧場の1年を、穏やか視線で描いたものがたり。人と家畜と牧草と自然の関わり合いが、すっと、五感に入ってくる。1年を描きながら、それを繰り返すことができるように考える知恵の現われだと思う。もちろん、予期できないことも踏まえての生きる術。自家菜園をやっているので、その感覚がよくわかる。毎年、同じようで違う。それでも、次の年につなぐ思考。いい絵本に出会えた。

2023/01/07

ちえ

遠くに描かれている高い建物に〈ほんのこの間のこと〉なんだと頷く。干し草を固める機械が出てくる前、プレーリーのあちこちに見られていたヘイスタック。家畜のいる農場の一年という時間の流れが伝わってくる。北海道ではヘイロールやヘイキューブを見ることができるけれども、少なくとも私のいるところよりはずっと広大なアメリカの風景。イリノイの風が吹いてきそう。読友さんのレビューで知った絵本。とても良かったです。

2023/04/16

小夜風

【図書館】「プレーリータウン」と合わせて読むと良いかも。「ヘイスタック」とは、北アメリカの大草原地帯(プレーリー)で見られた、牛や豚のために干し草をまとめて高々と積み上げたもののこと。ただの草のカタマりではなく、四季が巡ってちゃんと次に繋がっていくのが凄いです。壮大な土地だからこその知恵ですね。

2014/10/03

おはなし会 芽ぶっく 

ヘイスタックとは家畜のために干し草をまとめて積み上げた山のこと、北アメリカの草原地帯では当たり前に見れた風景だったそうです。日本と同様機械で固めてしまうようになり見れなくなったそうです。代表的なのはロール状ですが、四角く固めるものもあるんですよ。広大な土地があるアメリカならではな風景でしょうが、効率化などを考えるとそうなっていくんでしょうね。農家(干し草は作ってませんが)繋がりで嬉しくなった絵本です。

2022/09/29

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