夜をつけよう
夜をつけよう / 感想・レビュー
MICK KICHI
「夜のスイッチ」と原文同じで、翻訳、絵が違います。 こちらはディロン夫妻 2000年に再発刊となっていますが、エッシャー風の絵と黒人少女の感じから'70年代を思わせます。一方の「スイッチ」のほうは1955とあります。画風の違う2冊が日本で発刊されるのは珍しいのですかね? 個人的には「つけよう」の画風が好みです。
2018/07/19
魚京童!
あかりを消したんじゃない。 夜をつけただけのこと。
2018/09/13
ネロ
夜を つけよう……夜を「点けよう」なんですね。レイ・ブラットベリがこんな絵本を執筆してるなんて知りませんでした。内容は子ども向けのようでありながら、ダークでちょっぴりSFチック。そして、エッシャーのような騙し絵テイストのイラスト。夜を恐れる男の子は、部屋中点けはなした明かりの眩しさで、暗闇に目を凝らすことが出来なかったんでしょうね。夜はこんなに美しく神秘に溢れているのに…でも、夜の芝生で楽しそうに遊ぶ子どもたちは一体何?ラストでちょっと怖くなりました。
2012/12/27
志生野
絵はディロン夫妻。訳は今江さん。さすがどちらも「子どもの本」を知り尽くしておられます。元のテキストは同じなのに、こんなに違う作品になってしまうって面白いなぁ。2冊を真横に置いて比べながらページをめくってみた。うーむ、楽しい。
2008/10/11
rumi
"ううん、ちがうのよ。あかりを消したんじゃない。夜をつけただけのこと。"暗闇の嫌いな男の子のところへやってきたのはDarkくらやみと言う名の女の子!さすがSF巨匠ブラッドベリ♪こちらの絵本は夜のスイッチという題でも出ているそうだ。絵描きさんが違うとまたガラリとイメージの変わりそうなそんな文章。探してみよう♪それにしても懐かしい~レイ・ブラッドベリ‼SF本のほうも読み返したくなった。
2014/07/09
感想・レビューをもっと見る