実験犬シロのねがい―捨てないで!傷つけないで!殺さないで! (ドキュメンタル童話シリーズ犬編)
実験犬シロのねがい―捨てないで!傷つけないで!殺さないで! (ドキュメンタル童話シリーズ犬編) / 感想・レビュー
くろにゃんこ
児童書でした(^^ゞしかしながら子供だけでなく大人にも読んでほしい目を背けたくなる事実です。病院での実験に使うために繁殖される犬。保健所から実験用に買われる犬・・・猫、うさぎ、マウスと医療の進歩のための実験とはいえ小さくても命、仕方ないとは思えません。子供たちにはこの本を読むことで動物を飼うことの責任の大きさをしっかり受けとめてほしい。
2015/02/19
hundredpink
むごい、グロイでもそれが現実。目をそらしてはならない。
2016/09/14
かいゆう
児童書ですが、現実がしっかり書かれています。ある国立病院で、実験するだけしておいて手当てもせず放置…。実話だそうで、画像を見てみましたが、酷いです。でも飼い犬や猫を捨てる人が悪い、酷い実験、酷い扱いをする実験施設が悪い…だけではない。自分を含め、動物を飼う人間がいること、わたしたちが日常で使う物の為に、多くの動物が犠牲になっているんだろうなという現実を突きつけられました。
2015/04/16
鈴
この手の本は読むのが怖い。愛くるしい目の動物たちが助けを求める姿を想像し、辛く苦しいからだ。しかしこれは児童書なので、細かい描写は無いだろうと思い読んでみた。保健所に連れてこられた犬たちが実験用に安くで買われていくシステム、昔はあったんだろうと思っていたが、まさか最近もやっていたなんて。この本によれば、少なくとも平成15年の時点でも、地区によってはまだ実施されている。散々、悪徳ペット業者が売れ残りの犬猫を捨てたとか放置したとかで、ペット業者に対する法律が厳しくなったのに、自治体がこんなことをしていたとは。
2015/03/01
はむちゃん
実験犬になったシロは、実験させられて、でも手当てをしてもらえなくて…そんな犬はたくさんいるという事を初めて知りました。とてもかわいそうだけど、でもそんな犬を作っているのも私たち、人間…。シロはさやかさんに助けてもらえたけど、他にも助けてもらうまえのシロみたいないぬが一日にたくさん死んでいる。そんな犬たちを助けたいと思いました。
2015/05/16
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