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昼、介護職。夜、デリヘル嬢。

昼、介護職。夜、デリヘル嬢。

昼、介護職。夜、デリヘル嬢。

作家
家田荘子
出版社
ブックマン社
発売日
2016-06-22
ISBN
9784893088598
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昼、介護職。夜、デリヘル嬢。 / 感想・レビュー

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ユザキ部長

ますますの高齢化社会。驚くほどの人手不足と低賃金。足腰に負担がくる重労働に体はボロボロ。お爺ちゃん=性欲ゼロなんて全くない。訪問介護なんて個室内で襲われるかも知れない恐怖感。風俗は世相を表すというがなるほど頷ける内容でした。心のバランスを保ちながら戦う女性が勇ましい。と同時に不安な将来。

2017/12/04

nyaoko

タイトル通りに「はぁはぁ、お金がないからって風俗で稼ぐわけ?だったら介護なんか辞めたら?」などと思ってはいけない。そんな事思ったヤツここに直れ!と膝詰めで説教したい。介護職の処遇については本当に本当に早急に解決しなければならない問題なんだよ、日本の政治家さんたち、これ読みなさいよ。現実をしっかり見なさい。それと、「老人だし、可哀想だから触らせてもいい」と言う介護職は辞めて欲しいです。プロ意識を持ってケアに勤める他の介護職&看護職に失礼だと思う。しかし、インタビューされた方の地元民の多さに驚いた…

2017/02/01

しげ

家田荘子さんと言えば「極妻」シリーズは全て見ました。最近のCMでも主演だった岩下志麻さんの元気でコミカルな姿を楽しく拝見、本書の衝撃的なタイトルのせいもありますが家田さんの扱うルポは、男女間の赤裸々で際どいテーマが多く考えさせられる。目を背ける事は簡単だが格差社会や外国人労働者、老人の性などそこから見えて来る社会の必要悪的な実情も現実と感じる。取材協力した「カサブランカグループ」代表の長谷川華さんも自らの苦労から起業に至っており言葉の重みを感じた。

2023/01/09

自分の勤務先では当てはまらないことも多かった(特養)。 介護の現場が、とっても好きだとも言い切れず、賃金が安すぎると困っているわけでもないからか、ふぅんと他人事のように思えたところが否めない。 ただ、高齢者としてではなく、人として見つめていく姿勢は見習いたい、と思った。

2017/03/21

秋 眉雄

『介護での収入が上がれば風俗の仕事をしないで済むのに』という言葉が家田さんから幾度となく出てくるけど登場するのは結局のところ、収入以前に風俗の仕事が好きな人、その仕事で精神的なバランスをとっているような人が大半というか。この二つを職業としている時点で、そりゃまあそうだろうと。それにしてもホントかよってくらいセクハラ凄いですね。施設の形態にもよるんでしょうが、うちの施設では殆ど見たことありませんよ、こういうお爺さんたち。

2022/10/14

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