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幻日

幻日

幻日

作家
福澤徹三
出版社
ブロンズ新社
発売日
2000-03-01
ISBN
9784893091963
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幻日 / 感想・レビュー

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なっち

ずっと『再生ボタン』という本を読みたい本に登録していたのですが、どうしても手に入らないので単行本を図書館で借りました。これがデビュー作とは!!やっぱり私は福澤さんの文章が合います。いろんなニュアンスがあって楽しめました。これぞ福澤ホラーの原点!

2022/03/04

ROOM 237

図書館保存庫からお借りした21年前の福ちゃん短編集。ありがたや。廃車モノ、実話怪談会系、事故物件から古井戸モノまでの10篇は時代も様々でどれもじっとり湿度の高い良作揃いでした。ミステリのように考えながら読める所や、「ラストどうだった?騙された?」と福ちゃんのしてやったり顔が浮かぶような、ただ怖がらせるだけではないのが流石。古い時代から繋がっている怪異の話などはもちろん怖いんだけど、花や石畳みなど趣きのある景色が浮かび上がってくるのが良いなァ。実話系以外で一番好きな福ちゃん本に決定!

2021/02/16

Meg Mog

久々の正統派…かな。「怪談」だけオチが急に生々しいんだけど、あれはどういう意味なのかな?「廁牡丹」、想像してまうやないかー!!「仏壇」が1番怖かった。でも1番怖いのはあの風貌でこんな話書いちゃう福ちゃんw

2020/02/06

三柴ゆよし

「厠牡丹」、「釘」、「廃憶」の三篇がフェイバリット。夢と現実、彼岸と此岸の境界が、ひどく曖昧な世界。内田百閒というよりは、吉田知子みたいな作品もいくつか。帯の惹句には「戦慄のカルトホラー」とあるけれど、作者はむしろ伝統的な「怪談」の質感をかなり意識しているようだ。あくまで静謐な恐怖を味わえる短篇集。ひとり眠れぬ夜に読むにはもってこいの本だろう。

2010/10/12

ケロたん

幻日:ある意味、男にとっては羨ましいかも 怪談:色々寄せ集めた話を一つにまとめてオチまでつけてます。 仏壇:他の作家で仏壇を預かって怪異に合うのがあったような・・  廃億:記憶が残るの厭だわ

2014/10/18

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