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お江戸ガールズライフ

お江戸ガールズライフ

お江戸ガールズライフ

作家
江藤 千文
おおたうに
出版社
ブロンズ新社
発売日
2005-12-01
ISBN
9784893093769
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お江戸ガールズライフ / 感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

いつの世も女の子たちは自分の領分をわきまえて、その中でせっせせっせと自分を磨く。逆上がりしたってお姫様にはなれないし、玉の輿も格差婚もまずあり得ない。だからこそ縛りのきつい世間の中で自由に一瞬の夢を見る。今よりもずっと、女であることと子供であることがはっきりしていた時代だろう。何者でもない僅か数年の間、娘達は笑い踊り、駆け抜ける。そしてなにもなかったような顔をして、良き母であり良き妻として暮らしていく。それがひどくまっとうな羨ましいことにも思えた。でもうーん……わたしもう大年増だわ。それは納得がゆかぬぞ。

2011/11/14

朝比奈さん

うにさんが描くとどんな娘でも可愛いなあ。昔はもっとゆるっと着付けていたんですね。おきゃんて死語だな。

2014/02/08

オリーブ

大好きな江戸の女子を描いた本でポップな絵に夢をみさせてもらった気がします。化粧、ファッション、ヘア、遊び、恋愛、お喋り、小説、芝居・・など、今の若者と何ら変わりないおちゃっぴいな彼女たち。でも、そんな楽しい「娘さん」でいられる時期も今と比べると早婚の為、一二、三歳~十五歳のローティーンまでであっという間。その後は結婚で次世代を産み育てるという生涯。そりゃ、急いでお洒落に命かけちゃいますよね。もっとゆっくり娘時代を謳歌したかっただろうなとも思いますが、短いからこそ工夫やアイデアも浮かぶのかもですね。

2017/01/18

つらら@道東民

再読。いつの世も女子たる者、己を磨き・恋に生き、たくましいおばちゃんになっていくのね。何度見てもイラストが素敵なので、着物スタイルブックを作ってくれないかな。

2013/06/27

紅羽

図書館本。江戸時代のギャルたちの暮らしにスポットを当てた面白い本でした。二十歳までに嫁いでしまう彼女たちが自由に青春を謳歌する時間はとても短い。その短い中でもお化粧や芝居を楽しみ、イケメンのブロマイドを買い求め、時には友達とスイーツを食べながらおしゃべりする。とても生き生きと輝いている姿が浮かんできました。あまり歴史モノの小説や映画等ではメインに上がらないギャルたちの日常。色々勉強になりました。米ヌカ、私も使ってみたいわ(笑)

2013/05/26

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