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白鳥の湖

白鳥の湖

白鳥の湖

作家
ピョートル チャイコフスキー
Tschaikowsky
Lisbeth Zwerger
池田香代子
出版社
ブロンズ新社
発売日
2009-06-01
ISBN
9784893094728
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白鳥の湖 / 感想・レビュー

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クリママ

ロシアに伝わるといわれる物語を、バレーの台本としてチャイコフスキーが書き上げた「白鳥の湖」。後に悲劇として書き直された。が、この作品はハッピーエンド。沈んだ色合いの落ち着いた絵。幼稚園のとき読んだ講談社の絵本は華やかな色合いの優しい絵だった。そして、同じくハッピーエンド。60年以上持ち続けたその絵本の印象は今も強く、それを超えられる作品はないのかもしれない。

2023/10/16

けんちゃん

読友さんのご紹介本。あとがきによれば、ハッピーエンドの白鳥の湖は、もともとチャイコフスキーの意図するものだったであろうとのこと。ツヴェルガーさんは見事に仕上げてしまいました。できたら、普及版白鳥の湖も描いて欲しいなぁと思ったりして。ツヴェルガーさんの絵は美しいだけではなく、グロテスクな部分もあり、この作品でも表紙の姫の手、人間から白鳥へ変身する様子などは、不気味さを感じますが、それもまた彼女のすばらしい魅力です。

2011/05/31

ペイトン

チャイコフスキーが最初に書いた1幕もののメルヒェンは今日私たちが知っている悲劇の結末ではなくて,愛の勝利に終わるものだったようです。悲劇の結末に異を唱えていたツヴェルガーがハッピーエンドに書き直した作品。オデットやオディールといった名前も出てきません。絵は益々余分なものをそぎ落としたシンプルさで洗練されています。表紙絵の白鳥の女王の佇まいは冷気漂う美しさ。デビュー作の「ふしぎな子」はラッカムに影響を受けた温度の低い絵でしたが、あの頃とは画風が随分違っています。順を追って読むのもおススメです。

2015/08/18

たまきら

バレエコーナーにて。「お名前はジークフリートだよね」とか、絵より内容をしっかり読み込んでました。すごいなあ。

2016/01/28

花林糖

(図書館本)ツヴェルガーの絵が素晴らしく女王のドレスが美しい。女王がダメダメ王子のどこに惹かれたのかが不思議。白鳥に変身する場面の絵と表紙絵がお気に入り。(購入)

2015/08/20

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