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アームストロング: 宙飛ぶネズミの大冒険

アームストロング: 宙飛ぶネズミの大冒険

アームストロング: 宙飛ぶネズミの大冒険

作家
トーベン・クールマン
金原瑞人
出版社
ブロンズ新社
発売日
2017-04-15
ISBN
9784893096289
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アームストロング: 宙飛ぶネズミの大冒険 / 感想・レビュー

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小梅

デビュー作「リンドバーグ」も素晴らしかったが、第2弾の「アームストロング」も期待どおりに素晴らしかった。そうか、月に降り立ったのは人類よりネズミが先だったのか(笑)

2017/05/08

kanegon69@凍結中

リンドバーグに続いてトーベン・クールマンの絵本2作目。今回は空から宇宙へ!題名にある通り、実在する人物の偉業をネズミに絡ませるストーリーが特徴のこの作家さん。リアリティなど全部忘れて一緒に思い切って空想すると楽しめます!相変わらずのド迫力の絵。立体感、臨場感は本当に半端ないし、ノスタルジックでいい絵です。特に着陸寸前の巨大な月の描写が最も凄かったですね。子供心そのまま+ノスタルジックで迫力のある絵。眺めているとワクワクします。空飛ぶネズミとのリンクもあって嬉しい本作。さぁ次はどこへ行っちゃうの?(笑)

2020/01/17

のっち♬

『ネズミの冒険』第2作。1955年、ニューヨークから月面着陸に挑むネズミ。物質社会で作画が多彩に、機械や月面は勿論、火事から犬の口まで迫力が凄い。米ソ対抗関係を背景に、今回もアームストロングを象徴にガリレイにはじまる歴代の貢献者がネズミに仮託されている。リンドバーグがロケット工学者ゴダードの支援者だった史実も前作とのリンクとして活用。パチンコで飛んでみたり、大学で受講したらいきなりロケットとか、スパイ容疑で指名手配されたりとヴェルヌ的なシュールな飛躍も。文字を基盤とする科学の冒険書としてのスタイルが確立。

2023/06/02

KAZOO

前に、リンドバーグというネズミの操縦士の話が印象に残っていたので読んでみました。今回は宇宙飛行士になるネズミの話で、非常にイラスト的な絵が素晴らしく楽しめました。ネズミもコミック的なネズミではなく、いかにもそこら辺にいるネズミという感じも大好きです。アメリカの月に行った話をうまくネズミに置き換えています。

2018/08/31

ぶち

良い意味ですごく衝撃的だった『リンドバーグ:空飛ぶネズミの大冒険』の姉妹編です。こんどは、同じ空でも宙の方を飛んだネズミの冒険です。これだけで期待に心が躍ってきます。読み始めると、まるで映画を観ているようです。カラフルな絵、数々のエピソードに満ちたストーリー。スミソニアンの地下にある秘密の博物館、ユーモラスな宇宙服の実験、火事、スパイ容疑.....人類が初めて月に降り立ってから今年で50年ですが、それよりも15年前に月に足跡をしるした小さなネズミがいたなんて、なんて素敵なんでしょう!

2019/09/22

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