超オカルト
超オカルト / 感想・レビュー
パブロ
ふぅ〜、やっと読み終わったぜ『オカルト』三部作。掉尾を飾るこの本は今までの集大成と言いたいところだけど…まあ、これまでの焼き直し+αって感じ。今までの著作の中で何度も考察してきたものを再び遡上に挙げて言及しているし、コリン・ウィルソン特有の引用につぐ引用も既視感あるのばっかりで、ちょいと食傷気味。ポルターガイストから心霊、UFO、ダウジングなどなど薄暗い「オカルト」に光を当てることによって、人間には限りない可能性があるという主張は一貫しているけれど、前作『ミステリーズ』で感じた高揚感はあまりなかったな。
2015/11/12
彬
いわば著者の意見が盛り込まれたオカルト概要書とでもいおうか。ただ懐疑的な立場にあっても、実際にあった出来事をいくつもあげて、またオカルト、あるいは神秘主義、哲学や詩人にまで範囲を広げて同種の見方を指摘されるとなかなか面白い発見があったように思う。他の本も読んでみたいな。
2012/05/27
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