内臓幻想 (ウル叢書)
内臓幻想 (ウル叢書) / 感想・レビュー
warimachi
映画評論集。といっても友成純一なので、紹介される作品のほとんどがスプラッタ。前半が同じ内容の繰り返しで辟易したが、後半に面白い文章が集中してるからずるい。
2022/04/05
nappyon
1968年という年をアメリカ映画の大きな転換点と捉え、ホラー・スプラッタを中心に据えて語っている。「エイリアン」から「北斗の拳」から香港映画まで様々な映画が扱われており、映画紹介本としても楽しめる。『人間・廃業・宣言』→『暴力/猟奇/名画座』→『内臓幻想』の順で(つまり新しい方から)読んできたけれども、この人の頭の中で数々の映画がどのように整理されてきたのか、どのような映画史を思い描いているのかがなんとなくわかった気がする。同じような図を思い描けたかな、と思う。すっかり友成純一ファンになってしまった。
2012/10/25
澤水月
931223
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