アフリカの爆弾 (ペップ特選まんが劇場 1)
アフリカの爆弾 (ペップ特選まんが劇場 1) / 感想・レビュー
keroppi
「文藝別冊山上たつひこ特集」を読んだら、山上たつひこの漫画が読みたくなって、書棚からこの本を引っ張りだした。1976年刊の文庫だが、この漫画の掲載は、1974年で「がきデカ」の連載開始時期と同じ頃のようだ。山上自身、筒井康隆や小松左京に影響を受けたと言っているから、この漫画は、結構乗って描いたのではないだろうか。併録の「スペシャリストシリーズ」も草川隆の原作によるものだが、どちらも山上たつひこらしい過激さとナンセンスさを持っている。「アフリカの爆弾」の核弾頭を買うアフリカの部族って話、今、現実にありそう。
2022/05/22
阿部義彦
昭和52年第5刷。値段280円、昔は文庫300円、単行本1000円が確かに当たり前であった事を自分は覚えています。原作の筒井康隆の小説は勿論読みました。結構忠実に作画していると思います。ポリコレ的にはもう、令和の今では出版出来ない内容かも。その他の短編はスペシャリストシリーズとして、ある商社を舞台としたサラリーマンもので、原作草川隆と有ります。このくだらなさとスケベの弾けぶりがザ・昭和と言う感じで大爆笑でした。スチャラカと言う感じ。あー笑った。
2024/08/27
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