僕はいかにして指揮者になったのか
僕はいかにして指揮者になったのか / 感想・レビュー
再び読書
佐渡氏とレニーこと世界のレナード・バーンスタインの人となりがわかる本。理屈を超えた弟子と師匠というのが、よくわかる。一番印象的なのは女子高生の指導したコンクールでのクレームのつけたところです。佐渡氏の見た目の温厚さと演奏する時の情熱振りが何故かうまく溶け合わなかったのが一気に融合した。彼のサインを持っている小6の息子に渡していたが、予想通り彼では消化しきれない佐渡氏の熱い魂がせ垣間見られる本。小澤氏やレニーに可愛がられた、いや評価してもらい引き揚げる手助けをさせてしまった佐渡氏の物事への取り組み方に感動。
2016/01/31
コーラー
指揮科も出ていない、雑草と表現された作者が、如何にして世界的指揮者になったかが分かる本。夢のようなサクセスストーリー、これが現実だからすごい。登場する小澤征爾がカッコ良かった。世界で活躍する表面しか知らなかったが、語学をはじめ、水面下の苦労があることを知った。
2016/11/01
ジュリ
この人は本当に音楽が好きなのだなということが伝わってきた。好きだからこそ続けられるのだと思う。
2024/03/09
むろむろ
【図書館】やりたいことに向かって一直線に進んでいることがすごく伝わってきました。そしてものすごい努力家で才能もあって!
2016/02/06
犬丸#9
★★★☆☆ クラシックファン以外の読者を対象に書かれたと思うんだけど、やっぱそれは無謀な試みだったと思う。もうちょいクラヲタ相手に突っ込んだネタを仕込んでもよかったのではないかと。 ただ、この人が持つ情熱は行間からこぼれまくりでした。その熱さで星1個追加。
2008/01/16
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