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ガーゼィの翼 5: バイストン・ウェル物語 (ログアウト冒険文庫 145)

ガーゼィの翼 5: バイストン・ウェル物語 (ログアウト冒険文庫 145)

ガーゼィの翼 5: バイストン・ウェル物語 (ログアウト冒険文庫 145)

作家
富野由悠季
末弥純
出版社
アスペクト
発売日
1997-02-01
ISBN
9784893666673
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ガーゼィの翼 5: バイストン・ウェル物語 (ログアウト冒険文庫 145) / 感想・レビュー

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ギンナイ

なぜか最終巻で各章の題名の雰囲気が変わった。御大将に何があったのか。悪いフラグびんびんの地上人の恋人は普通の若者の恋で終わり、親しい人とも悲惨な別れもない。後ろから刺されることも、異世界に取り残されることもなく、本懐を遂げたら綺麗さっぱり退場。こんなに白くていいのかよと突っ込んでしまう。エピローグも平和そのもの。技術の悲劇や意識の改革の絶望。支配と反逆のルーチンはどこに行ったのか。前2作の壮絶な最期は一体なんて思ってしまう。。ま、役に立たない千秋君が一人前になっただけでも良しとするか。

2014/08/11

姉勤

完結。英雄譚というよりは、社会に出たての新人が、プライドを潰されながらも集団に入り込み、未熟ながらも自分の出自と経験を生かし、任された仕事を試行錯誤のしながらやり切り、結果を出して組織に認められていく。若者向け啓発本を読んでいる気分だった。そっちにウエイトを置いたせいか、ライバルやラスボスが一本道を邪魔するキャラクター程度で終わったのは残念である。

2012/12/10

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