青卵: 歌集
青卵: 歌集 / 感想・レビュー
kaizen@名古屋de朝活読書会
#東直子 #短歌 水枕鳥の産卵風車小屋花野武蔵野無人改札 ドアに小さな手紙を貼って町を出た画家の残した向日葵の種 枇杷の木の根もとの白き貝殻を夢のしるしとして眠りおり
2016/06/14
ちゃありぃ
東直子さんの歌集。バラバラの言葉達を不思議と一つの形にしてしまうのが東さんのすごい所だと思いました。大好きな歌人さんです。芽キャベツはつやめきながら湯に浮かぶ〈生まれる前のことを話して〉
2014/04/27
わいほす(noririn_papa)
人気歌人の第二歌集で文庫本にもなっているが、友人の歌人より単行本を借りて読む。著者自身の装丁でイラストは実姉。文庫本より雰囲気があっていい(タイトル文字は好みでないが)。ときに夢のような心象風景のような描写に惑わされながら、ふいに琴線にふれてくる歌が現れる。物語のあるような歌が好き。自分の好きな歌をピックアップしてみたら、友人がセレクトした歌とはまったく違った(プロとアマの視点の違い?笑)。「線描画のように微笑む少女いてつま先立ちのさよならをする」「ドアに小さな手紙を貼って町を出た画家の残した向日葵の種」
2023/02/03
sa-ki
東さんの歌は最後までどこに着地するのか分からないワクワク感がある。
2014/08/02
グワカマーヨ
ふとしたときにパラパラと。めっちゃぶっ飛んでるようでいて、ふんわりまとまっている。なんとも不思議な感覚。
2019/11/16
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