夜と薔薇―森雅之自選作品集
夜と薔薇―森雅之自選作品集 / 感想・レビュー
ぱせり
「僕は手紙のような漫画を書きたい。手紙のように嬉しいものをかきたい」 森さんの手紙はとおくから、空気をつたって、直接胸もとに届く。森さんの手紙は、夕方、明るい星のありかをさししめす指先のようなもの。そのような手紙を、わたしも送れたらいいのに、と思う。夕方の明るい星を指し示す指先に、なれないか、と思う。
2016/04/22
MIYA
森雅之氏の自選短編集。読んで暖かくなるような素敵な話ばかりで、一気に読むのがもったいなく、少しずつ読んでいった。特に、ブレイクファースト、ゆうれいが好き。
2019/01/27
コウ
私が所有しているのは1980年2版の本です。森さんの空気感が堪らなく心地良いんですね。とても大切な一冊です。★★★★★
2008/05/04
健康ちゃん崩壊
中性の黒になじむ指先が冷たい
2014/11/22
ひまわり
森さんの原点というの、すごくよくわかった。これを原点に、スタンスが一貫しているのもすごいです。技法とかじゃなくて、物語の奥にありそうなもの、それに惹かれてしまう。絵の雰囲気とかは、他の作品のが好きなのに、なぜか目がはなせない。
2011/12/12
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