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小惑星美術館 (貘の図書館)

小惑星美術館 (貘の図書館)

小惑星美術館 (貘の図書館)

作家
寮美千子
小林敏也
出版社
エフ企画
発売日
1992-01-15
ISBN
9784894190221
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ジャンル

小惑星美術館 (貘の図書館) / 感想・レビュー

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ehirano1

タイトルを「博物館」ではなく「美術館」としたことに著者の想いを感じずにはいられません。自然破壊は利便性とトレードオフなので、all or nothingで議論すると衝突ばかりで前に進めない。そんな時、本書を読むことで、全ては後世(=直近では子供達)のために残せること、守れることは何かという視点から考える機会になるのではないかと、ユーリを観ていてそんなことを思いました。

2024/03/20

藤月はな(灯れ松明の火)

長野まゆみさんの初期作品や宮澤賢治作品が好きな人はぜひ、どうぞ。バイクで撥ねられ、別世界へと飛ばされたユーリ。12歳になった子供は小惑星美術館と言う場所に行かなければならない。そして明らかになったのはディストーピアと人間のために夢を見ることを止めてしまったガイア。多分、「自然保護」という言葉ほど傲慢な言葉というのは自然の生の循環の中で生きながらも勘違いした人間しか使わないからだろう。核実験、原発、環境、生命倫理などが問題視される今や未来も読まれて欲しい本です。ハロウ、ガイアの皆さん、声は聞こえていますか?

2013/02/27

みろひき

読んでいて、銀河鉄道の夜を感じる 漫画で言うと僕の地球を守ってとか。主人公のひたむきさに船長の心が動く所が感動する。

2009/09/20

空崎紅茶美術館

ずっと読みたかった作品。オートバイに撥ねられた少年ユーリが別世界に飛ばされ、そこで「小惑星美術館」に出会う。初めて「宇宙」を知ったときのキラキラな気持ち、子どもの感性がまぶしいSF。『地球はラジオ・グリーン 緑の夢を発信し続ける。』

2015/05/22

シュエパイ

銀座のナルニア国で久々に出会いました。なんて、懐かしい・・・私が中学生の頃、学校の図書館で見つけて、一時、ずっとこればかり読んでいましたっけ。そう、地球はラジオ・グリーンで、私が踏み出せば世界はどこまでも広くて、家に帰ったら話したいことが一杯あって、ね。

2010/08/23

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