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ぼくおかあさんのこと…

ぼくおかあさんのこと…

ぼくおかあさんのこと…

作家
酒井駒子
出版社
文渓堂
発売日
2000-05-01
ISBN
9784894232617
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ぼくおかあさんのこと… / 感想・レビュー

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ぼく、おかあさんのこと・・・キライ!で始まるこの作品、母親の立場にある人が読んだらきっと、ドキッとさせられる言葉の数々かも。子どもが読んで共感する部分もあるだろうけれど、どちらかというと特に息子を持つお母さん達に贈りたい絵本。大人には当然のことが、子どもには納得いかないことってけっこうあるのだよなって気づかされたり思い出したり。人間の男の子じゃなくうさぎの男の子にしたことで、表現と世界観が穏やかになり、生々しく感じさせずに優しい想いを呼び起こすことができているのかもしれない。

2013/04/14

しゅわ

【図書館】大人にも読んで欲しい絵本リストからのチョイス。ママへの不満を爆発させちゃう男の子…その理由が可愛くて 可愛くて♪ 日々、口達者過ぎる娘に振り回されていると、こんなカワイイ男の子がほしいっ!と思ってしまいます(涙)

2014/06/29

りん@停電羽蟲

うさぎの男の子の子供は「とある理由」で母親が大嫌い。自分勝手ですぐ怒る。本書の母親を見て現実の子供から見た本音の視点だとこんな風に見えているのかもしれません。子供の時って大人に憧れてどんなに背伸びしても届かないジレンマがあって、自分の思い通りにならないところを八つ当たりしてしまう。自分の子供時代はどうだったろうと思い出す。 でもね、このうさぎ君はそんな身勝手なママでも大好き。それをめいいっぱい全身で伝えてる!いつか母親になったとしたらその時にまた読みたい本。これはママさんパパさん向けかな?

エンブレムT

7歳の次男に読み聞かせたところ「この子、わかってないなぁ。でもまだ子供だから、しかたないよね」と、うさぎの『ぼく』に対して上から目線のヒトコトをつぶやいたので爆笑しました。1年半前(幼稚園の頃)は自分も「ぼくママとけっこんする」とか言ってたくせにwww・・・や、でも、もうこの『ぼく』みたいな時期は過ぎてしまったんだなぁ・・・。大きくなった我が子に対し、嬉しいようなちょっと寂しいような気持ちを味わいました。小さな子供が親に対し向けてくる、くすぐったいくらい真っ直ぐな瞳。それを思い出させる、素敵な絵本でした。

2011/06/26

masa@レビューお休み中

ぼく おかあさんのこときらい。だいきらい。あれもしないし、これもしてくれないし…。だから、きらいなんだ。嫌いって言えば言うほど、そこに含まれる男の子の想いがにじみ出てくる。小学校に上がる前くらいかな。そうやって、本当の想いとは別の言葉が出てしまうことがあるよね。でも…そんなことも、お母さんはお見通しなんだよね。ほんとうは、ぼく おかあさんのこと…だいすき なんだよね。

2012/05/23

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