能
能 / 感想・レビュー
みほ
「動十分心、動七分身」と世阿弥は表現した。「精神の動きを十とし、身体の動きを七に抑えることで、内面化された気がいわばアウラとして外面に放射される」……。このアウラを世阿弥は花といった、というところが印象的。英訳もついているし、文章の量もほどよく抑えられていて良い。衣装や舞台の色彩が渋くてうなる。薪能、見たいなぁ。15の代表作を簡易に紹介している頁もあって、入りやすくしている。親切な芸術本。
2015/06/21
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みほ
「動十分心、動七分身」と世阿弥は表現した。「精神の動きを十とし、身体の動きを七に抑えることで、内面化された気がいわばアウラとして外面に放射される」……。このアウラを世阿弥は花といった、というところが印象的。英訳もついているし、文章の量もほどよく抑えられていて良い。衣装や舞台の色彩が渋くてうなる。薪能、見たいなぁ。15の代表作を簡易に紹介している頁もあって、入りやすくしている。親切な芸術本。
2015/06/21
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