O脚の膝: 歌集
O脚の膝: 歌集 / 感想・レビュー
ぷるいち
ひらがなのはやさ。すっと入りこみ、不可解さと韻を、そして言葉のいろ、イメージをのこし、すっときえていく。このひとのひらがなはやわらかく、じざいだ。 「やんわりと協調性に首をしめられて あははでうめていく午後」「やわらかくこころがゆれてるふりをして 紅茶の味がわかりません」「こくごの本 そらでとなえる少女らに しあわせ ふつうの二倍あげて」
2016/02/28
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改行による韻律のつまづきと欠落。
2019/03/31
三山甕
ひらがながぎゅうぎゅうに並べられた歌をすらすらと読んでいくと、57577のリズムを取る余裕もなく、文節の切り方を間違えて、別の単語が出てくる。幽霊のよう。楽しかった。
2020/05/18
ぱぷわ
なまなましい。男女や社会について、どちらかというと辛い、真剣に生きてるからこそ、狂いそうになる感情が吐き出されている。
2018/11/30
うたかた
まさに、錠剤の溶けはじめのような、ことばたち。
2018/04/02
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