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神話のマネジメント

神話のマネジメント

神話のマネジメント

作家
神田昌典
出版社
フォレスト出版
発売日
2014-07-06
ISBN
9784894516267
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神話のマネジメント / 感想・レビュー

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デビっちん

再読。本書の考えに従えば、今の自分の役割は犬とサルといったところ。つまり、忠実な実務家と官僚的な管理者の役割です。すべての役割を担っているボスからすると、起業家の人格であるときに官僚的なサルとしての発言をし、統合者の人格であるときに実務家の犬として対応していたから反発を招いてしまったのだとわかりました。相手が今どの役割としての人格になっているかを観察することでムダな対立を回避していきます。マネジメントだけでなくコミュニケーションにも使える内容だと感じました。

2018/03/10

かまど

問題はある程度パターン化されていて、どのような問題がいつぐらいに発生するかは予測でき、それを元に、先手を打つマネジメントを行うことができるということを紹介している一冊です。 例えば、歴史は70年周期で繰り返されているとか、成長はS字曲線を描くように推移していき、導入期から成長期、成熟期へ、同年の単位で移行していく、など。 また、人生においても春夏秋冬理論というものが提唱されていて、私も実際に今までの人生を当てはめてみましたが、なかなか面白い発見をすることができました。 内容の厚い一冊です。

2014/07/25

デビっちん

再読。問題が起こるタイミングを予測し、その解決策を事前に準備しておくのが本当のマネジメントです。問題が生じる構造やサイクルを、昔から語り継がれている神話に求めた着眼点にやられました。また、組織の人間関係を『桃太郎』の登場人物で説明してしまったのも驚かされました。起業家の桃太郎、実務家の犬、管理者のサル、統合者のキジを使った2x2のマトリクスが優秀です。早速、会社のメンバーを推測してマッピングしちゃいました。あの神話を使って、問題が生じるパターンや登場人物の関係性を解釈をしてみたらどうだろうか?

2016/06/08

Artemis

会社や社会全体の流れには”四季”がある。物事には行動を起こすタイミングがあり、適した時期に、適した行動を起こさなければ会社はうまく回っていかない。そんな”神の手”のような会社のマネジメント教科書。  今の私に使えることはセルフイメージを高めること。いつも目にするところになりたい自分のセルフイメージを描くことで、なりたい自分に潜在意識が向かっていく。

2017/10/08

デビっちん

成長にはサイクルがあり、組織を安定させるためには、そのサイクルに適した役割配置が必要となる。その役割は童話「桃太郎」に登場する、桃太郎、犬、猿、キジで説明できる。成長するためのバイオリズムは、春夏秋冬のサイクルである。未来へとストーリーを描き出すと、富が出現してくる。しかし、富を求めるだけでは、ダークサイドに落ちやすくなってしまうので、お金を稼ぐ背景に、心に関する知識を入れておく必要がある。必要な学びに集中すると、問題は問題でなくなり、ギフトになる。今の自分の役割は猿とキジを足した感じかな?

2015/10/03

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