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悪い夢: 私の好きな作家たち

悪い夢: 私の好きな作家たち

悪い夢: 私の好きな作家たち

作家
久世光彦
出版社
角川春樹事務所
発売日
1996-06-01
ISBN
9784894560031
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悪い夢: 私の好きな作家たち / 感想・レビュー

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アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

著者の久世光彦が子供の頃、父親の書棚から抜き出し、親に隠れてこっそりと読んだ「大人の悪い夢をみせてくれる本」。乱歩、海野十三、久生十蘭、稲垣足穂、鏡花、岡本綺堂など……。こっそりと隠れて読むことで一層甘美な毒がまわる。他にも、漱石『吾輩は猫である』に対する偏愛。本に関する様々が美しい文章で語られていて、またもや、読みたい本が増えてしまう!!『一九三四年冬―乱歩』再読したくなった。

2017/02/13

sibarin♪

読友さんより拝借。エッセイ集でした。読友さん曰く[綺麗な日本語、正しい日本語の文章]と言われていた通り、綺麗な文章でした。内容は、私が手に取らないであろう難しい本が沢山紹介されていたが、何よりも著者は乱歩がお好きだったようですね。意外だったのは 集英社:さくらももこ「さるのこしかけ」と あかね書房:きたやまようこ「ゆうたくんちのいばりいぬ」が載っていたこと。どちらも未読だけど、ゆうたくん・・・読んでみたいなと思った。

2013/09/14

nightowl

前半は江戸川乱歩、太宰治、夏目漱石(というよりは「吾輩は猫である」)などといつもお馴染の内容。この本の目玉は90年代前半の5年間で気に入った作品の書評と「一九三四年冬―乱歩」について執筆の舞台裏を書いていること。皆川博子「朱鱗の家」所収『沼太夫』を世にも奇妙な物語(田中裕子と坂東八十助の共演!)でやりたいとの意向、誰か引き継いでくれないだろうか。

2014/04/11

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