RED RAIN (ハルキノベルス し 1-1)
RED RAIN (ハルキノベルス し 1-1) / 感想・レビュー
Kira
5/5 1998年刊。柴田氏の近未来SF。21世紀初頭に宇宙から飛来したD物質に感染した人類「Dタイプ」を追う女性警察官シキの物語。追う者が追われる側になってからは緊迫した展開になってとても面白かった。D物質が飛来したという設定の2015年はもはや過去であるが、舞台となる2041年は今となっては遥かな未来ではない。過去をひきずったその未来では酸性雨が赤い雨となって降り注ぐ。そんな環境を生き抜くための人類の可能性を問う本書では、世界観の構築に柴田氏の多才ぶりが発揮されていた。
2017/03/19
takukeimama
こんな未来になったらどうしようと思える小説でした。柴田よしきさんの小説らしい小説でした。
2012/08/06
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