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幻妖桐の葉おとし (ハルキ文庫 や 1-2 山田風太郎奇想コレクション)

幻妖桐の葉おとし (ハルキ文庫 や 1-2 山田風太郎奇想コレクション)

幻妖桐の葉おとし (ハルキ文庫 や 1-2 山田風太郎奇想コレクション)

作家
山田風太郎
出版社
角川春樹事務所
発売日
1997-07-01
ISBN
9784894563339
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幻妖桐の葉おとし (ハルキ文庫 や 1-2 山田風太郎奇想コレクション) / 感想・レビュー

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有理数

山田風太郎は面白いなあ! ありがとう! 山風時代小説の傑作選です。この中の何編かは、山風自身が「レベルが低い」と自己評価した作品もあるみたいなのですが、とんでもない、どれもこれも手放しで跳ねたくなる傑作じゃありませんか。表題作「幻妖桐の葉おとし」は、秀吉が死に際に託した大阪城絵図、その秘密を解き明かそうと武将たちが乗り出すが、彼らが次々と謎の死を遂げる……という、時代小説ミステリの傑作。忍者も綺麗な女も登場、と山風らしい一作で、長編にもできたでしょうが、この切れ味は短編でこそ生きたのかも。最高ですね。

2018/08/01

Kom

すげえ良かった。スケールの大きいストーリーが短編でも存分に展開されている。表題作も良いが、やはりベストは感動的ですらある『乞食八万騎』。

2019/08/30

ペペロニ

表題作のラスト、真田幸村と黒幕の会話に痺れた。時代小説は、揺るぎない史実の中で、あったかもしれない会話を楽しめるから面白い。最後の「首」は生首が色々な男女の手を渡り歩き、その男女たちの行く末が描かれた短編。これも面白かった。

2013/05/20

なんと

1997/10/20

2014/12/24

ベック

表題作は傑作!ミステリーとしても秀逸。

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