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平家伝説 (ハルキ文庫 は 1-1)

平家伝説 (ハルキ文庫 は 1-1)

平家伝説 (ハルキ文庫 は 1-1)

作家
半村良
出版社
角川春樹事務所
発売日
1998-01-01
ISBN
9784894563759
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平家伝説 (ハルキ文庫 は 1-1) / 感想・レビュー

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GaGa

物理学者のお抱え運転手である主人公が、ブルジョアの壁に阻まれ、ついに自身に流れる血の運命へと導かれるという、半村良らしい伝奇作品。解説にもあるが、事件はいきなり起こらず、主人公浜田の葛藤をじわじわと描いていき、ドカンと壮大なラストを持ってくる。これは若い頃読んだことがあったはずですが、当時は良さが判りませんでした。ただ、ラストだけは覚えていた。

2011/12/03

anri0912

図書館で何気なく借りた半村作品。 平家伝説とあるものの、それはオマケみたいなもので男女の話がメインの様な話。 もっとガッツリした伝奇小説が読みたかったのだけれど、これはこれで面白かったです。

2016/04/26

松田望

報われない愛の物語が切なく、鼻の奥がつん、とする。それがラスト数ページで一転、宇宙規模の壮大なSFになって仰天。

2013/05/17

金糸雀

平清盛とその周辺の特集のコーナーで借りた。図書館本。またまた出ました。悪女。ん、まあ、そんな健気ないい女だけでは、物語にはならないけれど、悪女って、いるのよね。伝説シリーズの一つみたいですが、他とどう繋がっているのか?わからない。なんかそこがメインではないが、どういうわけか、SFだったんだと思わされた。冒頭の銭湯に出かける描写からは時代小説の貧乏長屋の青年的な雰囲気しか漂ってないから余計にラストは想像しにくい。近頃だと『ルビンの壺が割れました』みたいなのと同じ。いや、ギャンブルアンソロジーの心中カップル?

2019/03/20

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