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怪奇探偵小説集 3 (ハルキ文庫 あ 4-3)

怪奇探偵小説集 3 (ハルキ文庫 あ 4-3)

怪奇探偵小説集 3 (ハルキ文庫 あ 4-3)

作家
鮎川哲也
江戸川乱歩
出版社
角川春樹事務所
発売日
1998-07-01
ISBN
9784894564244
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怪奇探偵小説集 3 (ハルキ文庫 あ 4-3) / 感想・レビュー

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Kouro-hou

実はハルキ版ではなくその前の双葉版をメインに読んでいるのですが、ハルキ版の方が収録作が多くてお得な雰囲気はあります。しかしカットされているモノもあって1~3まで1作づつ入っていた横溝正史がハルキ版にはありません。いろいろ事情はあるのでしょうが、3巻目に関しては横溝と乱歩の両「双生児」収録が売りの一つだったので残念だなあと。 3巻目は主に他ジャンル作家の怪奇小説を収録、という事でやたら懐が広くて怪しい話は全部ウェルカム時代の探偵小説冊子の雰囲気を復刻、というアンソロの趣旨を最も体現している巻かもしれません。

2013/08/14

Tetchy

前2集に比べると質は落ちるか。印象に残ったのは「生きている腸」と「墓地」と「壁の中の女」ぐらいか。「生きている腸」はなんといっても死者から取り出したばかりの腸が生きているというアイデアがすごい。怪奇小説というよりも残酷小説集の感が最後まで残った。鮎川の怪奇小説に対する考え方は前時代的だったと証明したに過ぎない選集だったのではないか。

2009/09/06

わた

海野十三の「生きている腸」を読んでみたくて図書館で借りてみた。ユーモラスでもあり、気持ち悪くもあるなかなか怪奇な小説。他は双子をテーマにしたものが多かった。解説を読むと結構貴重な小説が収録されてるのかな?乱歩の弟が小説書いているとは知らなかった。個人的には山本禾太郎の「抱茗荷の説」、狩久の「壁の中の女」が好きだった。

2018/10/06

ちぬ

読んだのは、双葉版です。

2014/04/28

冬至楼均

双葉版にあった横溝作品が全てカットなのは、全て角川文庫に収録されているから、でしょうね。

2013/08/28

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