聖書物語 (ハルキ文庫 メ 1-1)
聖書物語 (ハルキ文庫 メ 1-1) / 感想・レビュー
武井 康則
キリストが生涯を語るという形式。エピソードは聖書に忠実で、息子のクリスマスプレゼントに書いたのかと思わせるほど平易な文章。具体的な日々の出来事で語られる物語形式なので読みやすい。聖書の入門書としていいかもしれない。いくら言っても理解しない弟子や民衆、全能でない神、誘惑するサタンの中で悩むキリストが随分人間的。ただメイラーはユダヤ人らしい。宗教はどうなってるんだろう。
2022/01/27
Holden Caulfield
まだ未体験だったメイラーを読みたくてブックオフオンラインで探していたら本書しか在庫が無かったため購入した、 届いてから、ちょっと後悔… 「今更 聖書かよ…」 なのでストックが乏しくなるまで積読状態だった、 温存しておいたチャペックとモリスンを読む前に本書を読む、 読みはじめると数頁で後悔だった思いが吹き飛ぶ、 あくまでも「物語」としての「聖書」として楽しめた、
2019/03/27
沢山の知恵と勇気をくれた本に感謝を
28章まで。分かりやすい聖書物語かと思った。いやそうなんだけど、大分、一般的なキリスト教の教義からは外れている。作者はユダヤ人らしいので、それでなのか?まぁ別に、だからと言ってキリスト教を馬鹿にしとる!とか、紛い物だ!とか言うんじゃなく、単にあまり面白くなかった。人間イエスにフォーカスした本なら「人の子イエス」の方が好き。途中までしか読んでないからなんともだが… 作者は結構、有名な人だった様で、一応、この人の本を一冊読もうと半分迄、頑張ったが、人生、残された時間がもったいないので他の本を読もうと思う。
2022/02/20
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