禁断星域の伝説 (ハルキ文庫 し 5-1 宇宙史シリーズ 1)
禁断星域の伝説 (ハルキ文庫 し 5-1 宇宙史シリーズ 1) / 感想・レビュー
unknown
70年代末にソノラマ文庫から刊行された、全5巻から成るジュヴナイルSF作品。少年少女が戦いへ身を投ずる正統派のスペースオペラながら、今読んでも結構面白い。「宇宙船の数々の計器類の中に、無意味な数字が並んでいるメーターが必ず一個あるが、誰もその存在理由を知らない。動きも気まぐれなのだが、必ずなければならないとされている。」という<無意味メーター>のくだりが印象に残る。未知の計器が無駄に沢山並んでいる様に無性にロマンをおぼえるのはオトコノコの性だが、このくだりは心なしかそれをほのめかしているようにも思える。
2012/06/09
とよぽ
中学生の頃コーフンして読んだシリーズです。大好きでした。娘に勧めたら娘も大ファンに。
感想・レビューをもっと見る