安曇野殺人紀行 (ハルキ文庫 に 2-4)
安曇野殺人紀行 (ハルキ文庫 に 2-4) / 感想・レビュー
ヨーコ・オクダ
山岳ミステリっぽくもあるけど、そちらメインのセンセたちの作品に比べれば、登山中の厳しい場面とか山の描写が薄いので、うち的には逆に読みやすかったかも。信州に事件現場、事件関係者たちがあり、かつて婚約者を北アルプスで亡くしたヒロインは東京と長野を行ったり来たり。彼に持たせてやったペンダント、不自然な白骨死体、婚約者と一緒に山に入った友人たちの秘密、教授の娘が隠したいこと、娘を守りたい母の想い…旅情、心情、謎解き欲がミックスされながら盛り上がってエエ感じ。でもなぁ、殺す必要なくない?みたいな疑問がちと残ったり。
2024/10/26
ag0514@だが断る👼
☆☆☆
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