ピカソ青の時代の殺人 (ハルキ文庫 さ 8-1)
ピカソ青の時代の殺人 (ハルキ文庫 さ 8-1) / 感想・レビュー
tulip
東京競馬場の駐車場でアンティークショップのオーナーが顔に絵の具を塗りたくられて殺されていた。現代とピカソの若かりし時代、日本とスペインを舞台に繰り広げられるミステリー。面白かった。成功した画家の陰には日の目を見ることのない画家がいる。絵画を心の目で見る者もいれば、金儲けに利用する者もいる。時代物で有名な作家さん、家族でスペインで暮らしていたことがあるそうで、思い入れのある作品となっていると思う。東野圭吾さんと原田マハさんが合わさったような感じの一冊。読者登録数、もっとあっても良さそうな…。
2020/07/02
がばいおばちゃん
スペインの太陽のまぶしさが感じられるような作品だった。作者はこの路線では日の目を見られなかったんだな。ある意味貴重な作品では?
2021/05/20
ぱーぷる・ばんぶー
ピカソの青の時代に描いた絵画を売ろうとしていた画廊のオーナーが何者かに殺害された。捜査を担当する刑事と画廊で働く女性はピカソの絵の真贋を探るためバルセロナに飛ぶ。青の時代のエピソードと東京の奇祭の話が興味深かった。
2016/07/02
トシとし
設定に無理ありかな。
2016/03/29
てつ301
美術に関心もあり読んでみましたが、半分で挫折。約1年本棚で寝ていました。読み返してみると、まるで映画のような面白さ!お勧めです。
2014/05/14
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