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魔の四面体の悪霊 (ハルキ文庫 た 9-4 パーミリオンのネコ 4)

魔の四面体の悪霊 (ハルキ文庫 た 9-4 パーミリオンのネコ 4)

魔の四面体の悪霊 (ハルキ文庫 た 9-4 パーミリオンのネコ 4)

作家
竹本健治
出版社
角川春樹事務所
発売日
2000-03-01
ISBN
9784894566620
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魔の四面体の悪霊 (ハルキ文庫 た 9-4 パーミリオンのネコ 4) / 感想・レビュー

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片瀬

<パーミリオンのネコ>第4弾。今回は短編集で、粒ぞろいの6編が収録されています。鮮烈な1作目『青い血の海へ』。ノイズのお人好しが発揮される『“魔の四面体”の悪霊』。悲劇の『スナイピング・ジャック・フラッシュ』。ネコのやさしさを垣間見る『銀の砂時計が止まるまで』。恐怖の宇宙クラゲが襲う『死の色はコバルト・ブルー』。やっぱり、『夜は深い緑』が好きです(ダメですか)。はあ~、続編出たらいいなあ~。クラゲに刺されて終わりとかナシですよ?

2016/04/17

かみーお

「死の色はコバルト・ブルー」にビュインが出てくるんだろうと思っていたら……出てこない! 彼が凄い気になるのに三巻のが最後か……。どの短編も全く毛色が違っていい。個人的に「青い血の海へ」が一番好きかも。ネコを外側から見るとこうなるのか……と。それにしても本当に死んで欲しくない人が死ぬ。容赦ない。「スナイピング・ジャック・フラッシュ」はほんと非情。それは必定。そして何気にノイズは最強だと思う。彼がいると安心できる。これで終わりなのがなー……ビュインが加わったトリオの活躍をもっと見たかったな-。

2011/02/25

α0350α

最後の話、終わり方が気になりました。4作合わせて期待していたよりも面白かったです。続きはもう書かれないですよね。

2011/02/24

schizophonic

伏線を活かした意外な解決による痛快さと、非情なストーリーが残す重苦しい雰囲気の対照が印象的なのは長編とも共通するけども、ヴァラエティに富んだ作風のおかげで、長編とはまた違ったネコの表情がみられて、よりシリーズの魅力を深く感じさせてくれる好短編集。

2011/01/23

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