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ストーカーズ (ハルキ・ホラー文庫 と 1-1)

ストーカーズ (ハルキ・ホラー文庫 と 1-1)

ストーカーズ (ハルキ・ホラー文庫 と 1-1)

作家
友成純一
出版社
角川春樹事務所
発売日
2000-08-01
ISBN
9784894567399
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ストーカーズ (ハルキ・ホラー文庫 と 1-1) / 感想・レビュー

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夜間飛行

花見の席で桜の下に佇む美女。その女がすでに殺されていた、と刑事に告げられる所から恐怖がさざ波のように広がる。痴漢や猟奇犯らの妄想により出来事が少しずつ見えてくる書き方のせいで、読み手は知らず知らずのうちに異常な世界に引きずり込まれる。しかもそのねちねちした語りは、後に出てくる「裸で縛られている所に男が来たら?」「生きたまま臓物を弄られたらどうかしら?」など、女性のマゾヒスティックな心理の下ごしらえになっているのだ。この周到さが一番怖い。作者は血ミドロぐちゃぐちゃの話を料理でもするみたいに丹念に作っている。

2018/12/12

Bugsy Malone

これはまずい本を読んでしまった。凄惨な猟奇殺人事件の周りを蠢くストーカー達。物凄くグロい。しかし、その描写と心理にはグイグイと引き込まれてしまい、危うく向こう側へと連れていかれそうになる。そして久しぶりに戒める。取り込まれては...いけない。踏みとどまらなければ。と

2016/06/29

cryptoryou

まぁグロいことエグいこと、素晴らしくレベルが高い。σ(^_^;)快楽殺人、下着泥棒、痴漢、ストーカー、盗撮、変態行為のオンパレード。ここまで詳細に描写されると、イメージが浮かんじゃって気持ち悪くなってくる。モノを食べながらはとても読めない作品。初、友成先生‼︎怖いもの見たさで手に取りましたが噂にたがわぬ凄さでした。

2017/10/26

らむり

猟奇、残虐、変態が、これでもかと出て来ます。もうストーリーなんて二の次でした(笑

2013/11/12

みや

全身を解体されて殺された女性を執拗につけ狙っていた者達が明らかになるホラー。連続殺人鬼、下着泥棒、痴漢常習犯、尾行刑事、盗聴マニアなど性癖が大渋滞。あらゆるパターンの変態にストーカーされる女なんているのかよと思いつつ、だからこそファンタジーとして楽しんだ。その中で腐敗した子宮を愛でたり食べたりする描写だけが妙に生々しくてとても良い。ストーリーの面白味は薄く、オチやトカゲの意味も不明だが、女性の死体や親子の惨殺はテンションが上がった。愛する人の肉体が腐敗していく時、人はどこまでその人を愛し続けられるだろう。

2020/08/18

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