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ふたたびの加奈子 (ハルキ・ホラー文庫 に 1-1)

ふたたびの加奈子 (ハルキ・ホラー文庫 に 1-1)

ふたたびの加奈子 (ハルキ・ホラー文庫 に 1-1)

作家
新津きよみ
出版社
角川春樹事務所
発売日
2000-08-01
ISBN
9784894567412
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ふたたびの加奈子 (ハルキ・ホラー文庫 に 1-1) / 感想・レビュー

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しのぶ

ホラー文庫と認識して拝読。精神的に思い詰める主人公で話が進んでいくかと思いきや違う方向に展開。前半はホラーで後半はファンタジック。個人的には伏線がラストに向かって集まって回収され巧く騙された感があり面白く読めました。

2018/11/04

ジンベエ親分

轢き逃げ事故によって5歳で亡くなった娘が魂となって帰ってきて、やがて別の女性の子として転生した、と信じる女性が、ある魂胆を持って転生した我が子(と信じる子)に接近していく話。偏執狂的な主人公の言動と標的となった母子の描写が繰り返される序盤から中盤は、けっこうサスペンスフル。ただ中盤からその後の展開というか"落としどころ"が読めてしまい、現にその方向に話は落ちていくのだが、落とし方が綺麗なので物足りなさはない、どころかラストではじーんときてしまった。不思議だが良い話。

2017/08/26

かりん

初読み作家。最初から入り込み一気読み。さほどホラー感・ドロドロ感はなく、全体的にスッキリしているが、哀しく切なく、そして優しさのある作品だった。誰もが本当に大切な人を亡くしたのなら、容子のように魂を感じ「輪廻転生」を願い、そしてその姿を見たいと思わずにはいられないのかも知れない・・・

2014/02/20

nAoo

再読なのに内容全然覚えていなかった! 先が気になってしまって一気読み。 最後は、みんなハッピーエンドで良かったです。

2013/07/12

神楽あき

ホラーは好きじゃないのですが、これは大丈夫だった。登場人物がある意味イイ人だったからか。魂とか輪廻転生とか信じていないけれど、ドキッっとさせられた。実際に容子の立場なら、長期的に計画などできずおかしくなってしまいそうです。そういう所が淡々と読めた理由かも。

2013/07/15

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