木乃伊仏 (ハルキ・ホラー文庫 わ 1-1)
木乃伊仏 (ハルキ・ホラー文庫 わ 1-1) / 感想・レビュー
名駿司
★★★☆☆『この恨み末代まで祟ろうぞ』 江戸時代、理不尽に罪を着せられ、その浄化として強制的にミイラ化され、妻子まで殺された男の怨念が現代に現れた。それは無念も残るだろうが、この霊、かなりしつこい。しかも物知り。キーワードは塩。最初の犠牲者は海上で急速老化しミイラ同様になるおぞましさ。そこから一連の不幸が始まる。主要人物が多く、シャーマニズムも絡まり、やや複雑に進展する。読み応え充分なのだが謎解きはあっけない。長科白で解決せず、もっとボリュームを持たせたら、はるかに面白かっただろう。
2019/02/20
軍縮地球市民shinshin
文化人類学者日下部のシリーズ。前作が面白かったので、古書店の店頭棚で100円で売られていたので購入した。ハルキ・ホラー文庫の書き下ろし作品として2000年に刊行されている。う~ん、山形県庄内地方の即身仏にまつわるホラーミステリー作品なのだが、どうも内容にまとまりがないなぁと感じた。長編にするような中身の濃さがなく、中だるみがあった。
2022/09/04
シン
C評価。お気に入りのシリーズ。面白さも怖さも微妙。だがラストは好き。
2006/09/25
高見梁川
時代小説で有名な和田先生だけど、私的には角川ホラー文庫のイメージなのです(笑)
2016/04/01
正しい口内炎の治し方
塩漬けミイラのようになって死ぬとかすごいこと思いつくなぁ~と感心しつつ、 話が超次元的でおいおい!!ってツッコミたくなる部分も多々あった。
2009/08/09
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