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三国志 (2の巻) (ハルキ文庫 き 3-2 時代小説文庫)

三国志 (2の巻) (ハルキ文庫 き 3-2 時代小説文庫)

三国志 (2の巻) (ハルキ文庫 き 3-2 時代小説文庫)

作家
北方謙三
出版社
角川春樹事務所
発売日
2001-07-01
ISBN
9784894568754
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三国志 (2の巻) (ハルキ文庫 き 3-2 時代小説文庫) / 感想・レビュー

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W-G

エディプスコンプレックス?みたいな呂布。悪辣さが全く感じられず、なるほどコレは人気出るなという感じ。とにかく強く、それでいて、関羽と張飛と刃を合わせたシーンなんかは、やりすぎず適度に抑制効いていて、嘘くさくなっていない。でも個人的には一番好きなキャラは赤兎。赤兎に次いで魅かれたのは孫策&周瑜。この若手コンビかなり良いのに、孫策は出番一瞬なのが惜しい…。一旦、劉備の影が薄くなって、しばらくは曹操の飛躍が続く。他の方のレビューでも見かけたように『蒼天航路』に近いイメージの曹操像で、画が浮かぶ。

2018/12/07

ehirano1

演義では悪役のイメージが強い曹操ですが、演義においても当方は曹操になぜか興味を持っていました。北方三国志ではその曹操が英傑たちの中で最もsmartに描かれているような印象を受けます、今のところ。しかし、よく首が飛びますね・・・・・、呂布なんて完全に殺戮マシンです。

2017/06/10

あすなろ

北方氏が三国志を描き始めた頃のコメントを思い出した。現代小説では描けぬことが歴史小説なら思いのまま描けると。それを思い出した。縦横無尽に駆け抜ける多数の武将達を描く舞台が氏は欲しかったのだろう。今、それが分かる。帝を担ぐ・政争の具に使う・担がない・利用する。様々な理由から駆ける。闘う。様々な眩しい場面があるが、劉備の考えが見えてくる、大志は徐州になく、の章が好き。但し、好きなシーン・台詞・描き方多く、書ききれないのが本音である。後、前巻からだが、呂布が個人的に好きだ。

2017/10/11

Kircheis

★★★★☆ 一人一人の英雄がそれぞれに魅力的。 特に呂布はだいぶ良い感じに描かれてる印象。

2018/01/27

おしゃべりメガネ

ある程度、予想はしてましたがそれにしても予想以上に登場人物も多く、戦の場所も多岐にわたり、なかなかすんなりとアタマに入ってこないのが実情です。しかし、そういった部分を差し引いてでも、魅力ある人物たちのそれぞれのエピソードが印象的で先が気になり、ページを捲る手が止まりません。本作は残念ながら、あまり「劉備」はじめ、「関羽」と「張飛」の出番は控えめかなと。それ以上に「呂布」と「曹操」、「孫策」の出番が目立ちました。「劉備」も本作においては色んな意味で人間味溢れる人柄が綴られていて、これはこれで魅力的でしたね。

2024/04/07

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