隣の女 (ハルキ文庫 に 2-7)
隣の女 (ハルキ文庫 に 2-7) / 感想・レビュー
らす
妹を自殺に追い込んだ男を殺そうとした祥子の前に、かわりに殺してあげるというアイと名乗る男が現れる。隣に住む女性にアイの存在を気付かれ、殺し屋を紹介して欲しいと頼まれる。憎み殺したい相手がいる女同士の心理描写が程好くイヤな感じ。昭和な雰囲気が漂うサスペンス。あまりサスペンス慣れしていないけど、読みやすいし一気読みでした。
2018/02/10
しゅう
装丁がかっこよくて読んでみましが、すごく面白かったです。 ある動機から祥子が「殺し屋」に殺人を依頼しようとするも、「殺し屋なんているはずない」と冷静になったり、殺し屋だと思われる男が本当に現れ、祥子の目的は果たされる訳だけと、それは偶然起きたと思われたり、隣人のまゆみにいつのまにか弱みを握られ、彼女に協力しなければならないように巻き込まれていく得たいの知れない時間の流れ方がとても引き込まれます。祥子の頭の良さや冷静さがとても魅力的で、まゆみの娘の、りかちゃんがとても可愛らしいです。
2016/07/20
まろまろ
表面上の殺人事件の裏には、何人もの深く暗い怨念がとぐろを巻いていたのだ。こうなると警察もお手上げだ。それにしても「アイ」の言動はカッコよ過ぎる。
2024/11/12
阿左美智樹
ミステリーの筋としてはなかなか良い。★
2013/08/15
あ~ち
すごく久しぶりに読んだ気がする新津きよみの長編サスペンス。怖さはなかったけど、先が知りたくてさくさく読み進められた。
2010/06/23
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