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三国志 (4の巻) (ハルキ文庫 き 3-4 時代小説文庫)

三国志 (4の巻) (ハルキ文庫 き 3-4 時代小説文庫)

三国志 (4の巻) (ハルキ文庫 き 3-4 時代小説文庫)

作家
北方謙三
出版社
角川春樹事務所
発売日
2001-09-01
ISBN
9784894568877
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三国志 (4の巻) (ハルキ文庫 き 3-4 時代小説文庫) / 感想・レビュー

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W-G

曹操にとっての大一番、官渡の戦いが描かれる。呂布討伐からこの辺りまでの曹操は、本当にキレッキレで才気走っている。その戦の中、関羽の降伏のエピソードも入ってくるが、ここでの関羽がまた素晴らしく漢。降伏期間は短く、割かれる頁数も少ないが強烈な印象を残す。前巻に続き盛り上がりが多く満足。呉では…攫ってまで得た嫁に隠れて、女に溺れる孫策さんにびっくり。その結末もまた…。荀彧さんが流石すぎて何もいうことなし。孫権も味があって好きではあるけど、著者自身のあんまり興味ない感が微妙に伝わってくるような、どこか寂しい印象。

2018/12/11

ehirano1

孫家は二代続けて不名誉な死。脇が甘いというかなんというか・・・・・。

2017/06/10

Kircheis

★★★★☆ 孫策の死、そして袁紹の無能ぶりが印象に残る4巻。 劉備軍は雌伏の時。

2018/01/29

mayu

曹操と袁紹の戦い。曹操は冷静な戦略家だな。時には手段を選ばず残虐なことでもやってのける。数では負けても最後まで諦めず勝機を逃さない。自ら先頭に立って死地にでも赴く勇気と決断力がある。本当は関羽も味方に欲しかっただろうに、無理に臣従させるのではなく約束を果たした関羽に劉備のもとに帰る隙を与える潔さも持つ。だんだん存在感を大きくしていく曹操だけど、時折見せる寂しげな様は気になるな。孫策が策にはまって早々に退場。これから父の分も頑張ってほしいと思っていたから残念だ。

2021/03/16

優希

官渡の戦場を描いています。曹操に忍び寄る袁紹の腕。劉備の存在が、曹操を悩ますようになってきたようですので、敵意を抱くという想いに駆られているでしょう。周瑜、孫策も策略を練り、戦国の領有は激突へと歩んでいるのは確かです。

2019/04/03

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