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はぐれ牡丹 (角川時代小説倶楽部)

はぐれ牡丹 (角川時代小説倶楽部)

はぐれ牡丹 (角川時代小説倶楽部)

作家
山本一力
出版社
角川春樹事務所
発売日
2002-02-01
ISBN
9784894569362
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はぐれ牡丹 (角川時代小説倶楽部) / 感想・レビュー

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アイシャ

好きな人のために両替商のお嬢様が、髪も切り、また引きをはいて野菜の行商人に。思い切りのいい一乃が拾った贋金。そこから始まる悪人たちの悪だくみに巻き込まれる市井の人たち。一乃の気持ちに巻き込まれて、何の得にもならない人助けに巻き込まれていく人たち。タイトルの「はぐれ牡丹」の意味するのがわかるのは終盤。贋金のカラクリなど難しい話と、少し安易に感じられる解決方法がチグハグに感じられた。

2024/01/27

おばりん

山本さんの作品で初めて読み進むのが遅かった作品です。理解力の問題かしら(泣)

2013/03/04

りょうけん

☆4つ 「取り込み詐欺」のお話で大変に面白うございます。現在のようにケータイもスマホも無いので、物語の進行は書き手の技量が全てのような気がします。 いちいち電話を使ってその気の状況を登場人物にしゃべらせるお気楽な手は使えません。 でも、原質は現代の取り込み詐欺にあります。 だってさすがの一力さんも江戸時代にはまだ生まれてなかったでしょうからw すまぬ。m(_w_)m

2015/08/17

藤枝梅安

◆日本橋の両替商・本多屋の一人娘・一乃は鉄幹と駆け落ち同然で家を出、今は息子・幹太郎と共に、深川・冬木町の裏店に住んでいる。  ある日、竹薮で偽の一分金を拾った一乃、そこから事件が起こってくる。  長屋の娘・おあきが何者かに誘拐され、裏店の住人達が協力しておあきを救出するまでのストーリー。

2009/07/27

紫鈴

一乃の母でありながらお転婆なところは可愛いと思うが、推理力と説明力は不足気味。実家に帰った時の父母の様子にうるっときた。花火師松次郎の心意気がカッコイイ。☆3

2014/06/22

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