導きの星 (1) (ハルキ文庫 お 6-2 ヌーヴェルSFシリーズ)
導きの星 (1) (ハルキ文庫 お 6-2 ヌーヴェルSFシリーズ) / 感想・レビュー
miroku
異種知性の成長を手助けする・・・。神の視点の物語ではあるが、それが普通の人間とAIであるところが面白い。
2017/05/13
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
人間の進化に実は宇宙人が関わっていて神を演じていました。と言うSFはよくあるけど、人類が逆に他の星野進化を見守り育てるという逆パターンの話はあるようでなかったなぁ。今回の異星人は私のイメージでは肉食兎です。文明の進歩の節目節目でどう関わっていくのか、どう進んでいくのか面白いので次巻も楽しみです。
2010/11/05
ヤギ郎
ファースト・コンタクトを題材にしたSF小説。異星人を導くにあたり,人間(地球)の方法が良いという人間優位説的な発想に疑問を感じないわけでもないが,一所懸命になった異星人を助けようとする主人公のスタンスが立派だと思う。文明の発展,そして異星人社会への介入,おもしろい内容である。
2017/11/27
ひさか
2002年1月ハルキ文庫刊。書き下ろし。シリーズ1作目。300年先の未来の惑星オセアノ外文明観察管辻元司と3体の女性型AIのファーストコンタクトストーリー。眉村卓さんの司政官シリーズを思い出しました。オセアノのウサギのような住民が可愛くて楽しいです。2018年にはアニメ化の企画もあったとか。ボツになったのは残念です。
2020/05/11
史
人間の傲慢に満ちているのかもしれない。そんな宇宙開拓時代において、地球外生命体との接触と文明への介入。それは果たして必然であったのか、それとも余計なお世話だったのか。しかしこの表紙で軸はケモノですよ。それがまずなんかこうたまりませんね。人間の感情と組織の思惑、さらに生命体の運命じみたものが入り乱れた壮大なファンタジー。これは続きを読まねばならない。面白かった!
2023/03/01
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