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御金座破り: 鎌倉河岸捕物控 (ハルキ文庫 さ 8-7 時代小説文庫)

御金座破り: 鎌倉河岸捕物控 (ハルキ文庫 さ 8-7 時代小説文庫)

御金座破り: 鎌倉河岸捕物控 (ハルキ文庫 さ 8-7 時代小説文庫)

作家
佐伯泰英
出版社
角川春樹事務所
発売日
2002-01-01
ISBN
9784894569522
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御金座破り: 鎌倉河岸捕物控 (ハルキ文庫 さ 8-7 時代小説文庫) / 感想・レビュー

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Kau

金座の手代助蔵が京より戻る途中殺され、戸田川の渡しで発見される。金座長官後藤庄三郎から依頼され、動き出した金座裏の宗五郎だが、事件はなかなか糸口をみつけられない。そんな中、新しく手先になった政次のことで亮吉は金座裏を飛び出してしまう。他の事件を織り交ぜて飽きさせない展開。やっぱり、時代物は面白い。

2020/03/03

藤枝梅安

京都に派遣されていた金座の手代・助蔵が死体で見つかった。新しい小判鋳造に関わる極秘の任務を帯びていた助蔵の死は、贋小判作りに結びつく恐れがあり、金座長官から命を受けた宗五郎は探索を始める。亮吉は普段からそりの合わない下駄貫と組んで見張りをしている。その際、下駄貫は政次が松坂屋から金座に引き取られたのは宗五郎の跡継ぎとしてであり、いずれは政次が親分になる、という話を亮吉にする。政次と一緒に宗五郎の下で働くことを無邪気に喜んでいた亮吉はそれを聞き、気持ちの整理がつかない。

2010/07/20

天笑院たか姫

シリーズ第三弾!とうとう政次が金座裏に来た。金座裏の十代目を継がすつもりだとおせっかいにも亮吉に告げる下駄貫。ショックをうけた亮吉は姿をくらます。その頃、金座の手代の助蔵が殺される事件が起こる。政次の勘の良さと奥ゆかしさはいいですね。それに剣もどこまで強くなるのか楽しみです。

2016/09/17

月夜見

三の巻まで読んで、このシリーズが一番好きになりました。数々の事件をきっちり解決して、亮吉の心模様、幼なじみの思い相い。ジーンとします。最後のシーンは泣いちゃいました。

2020/07/12

ロックイ

この捕物帖は、さすが佐伯泰英!と感嘆するくらい、いくつか小物の捕物と一巻を通しての捕物がいい塩梅で書かれて、倦怠感を感じさせません。また、江戸っ子たちが活き活きと書かれ、一緒になって駆け回っている気分に浸れるのも魅力的です。政次が岡っ引きに鞍替えしてから一番の気がかりだった亮吉との関係も、紆余曲折ありましたが幼馴染みは伊達じゃないとばかりに落ち着くところに落ち着きましたし、これからの若者たちの成長を楽しみに思いながら読了です。

2015/08/16

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