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孤独の中華そば「江ぐち」

孤独の中華そば「江ぐち」

孤独の中華そば「江ぐち」

作家
久住昌之
出版社
牧野出版
発売日
2010-08-01
ISBN
9784895001342
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孤独の中華そば「江ぐち」 / 感想・レビュー

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Humbaba

なんとも説明がしがたいが,魅力的な店というのは存在する.そこには,人を引き付ける力を持った人間が集まる.そこを訪れ,そしてそこで働く人を見れば,自然と気力がわいてくる.

2013/04/15

patapon

ドラマ「孤独のグルメ」で著者に興味を持ったので読んだ。「江ぐち」への熱い思いと強いこだわりがひしひしと伝わってきた。タクヤさんの似顔絵がよく似てるなと思った。新しい店に行って、食べてみたい。

2013/03/16

wasabi

「ボクが『おいしい』ってどういうことだろう?ということを考える根幹になっているのが、江ぐちだ。もうこれは間違いない。いつもいつもその位置からしか、ボクは食べ物のことを書いてこなかった。それを江ぐちがなくなると知って、今ようやく自覚している。でもそれは、あくまでボクの話であって、それぞれの人に、その人にとっての、『江ぐち』があるのだろう」

2013/06/02

yuzuriha satoshi

とある町(三鷹なんだけど)に実在するラーメン屋「江ぐち」 外見と客との会話だけでそこで働く人たちの人生までも勝手に構築して遊び倒す第1部  本を発刊した後 著者の正体が店にばれる第2部 本によって有名になった店(mixyにフォーラムもできた)と著者との微妙な関係が続きやがて店の歴史に幕を閉じるまでの第3部 おかしくてやがて寂しい半世紀にわたる人情噺3席 3度も復刊するにはそのわけがあるのです。

2011/11/22

田中峰和

「江ぐち」と出会ったのは、平成の初め頃だったのでビルの地下に移ってから。ここに登場するタクヤはよく覚えているが、アクマやオニガワラは微妙。江ぐちを語る久住とその悪友たちの乗りは、大学生ながら高校生のよう。名前も知らない店員たちにあだ名をつけて、架空のライフスタイルまで創造していたのには驚く。久住がガロに掲載した江ぐち物語を面白がって、出版社に紹介したのは糸井重里。後に孤独のグルメで脚光を浴びた久住の才能の萌芽は江ぐちにあったのだ。情報の氾濫するいまこそ、取材せず想像だけで書くグルメ情報があってもいい。

2017/03/13

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