KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

せかいでさいしょに ズボンをはいた 女の子

せかいでさいしょに ズボンをはいた 女の子

せかいでさいしょに ズボンをはいた 女の子

作家
キース ネグレー
石井睦美
出版社
光村教育図書
発売日
2021-01-12
ISBN
9784895722698
amazonで購入する

せかいでさいしょに ズボンをはいた 女の子 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

☆よいこ

絵本。1832年にアメリカで生まれたメアリーは、最初にズボンを履いた女性のひとりとして有名。南北戦争で軍医として従軍し外科医として活躍した。男だからとか女だからとかじゃなくて「私が着たい服を着る」権利を訴えた女性。私たちが今、好きな服を着ることができるのはメアリーのおかげかもしれない。

2021/03/25

とよぽん

女の子はドレスを着る、という窮屈な慣習を破り、動きやすいズボンをはくことにしたメアリー・エドワーズ・ウオーカー(1832~1919)。1855年医学部を卒業、南北戦争北軍の軍医を志願。独立心と正義感に満ちた女性だった。ズボンをはいていることを理由に何度も逮捕され、そのたびに「わたしは、わたしの服を着ているのです。」と言った。原題『MARY WEARS WHAT SHE WANTS』、図書館新着棚。

2021/02/14

ネギっ子gen

150年前の米国で、女性のズボンはNGという常識に毅然と反抗した少女がいた。女性初の軍医として活躍し、フェミニストとして知られたメアリー・E・ウォーカーの幼い日々を描く。周りの抵抗を受けた後の、家での父親との会話がイイ。<「ズボン はいている 女の子なんて、みたことが ないからだよ」と、お父さんは いった。「にんげんって、あたりまえだと おもっていたことが かわってしまうのが こわいんだよ」>。翌朝、胸張ってズボン姿で登校するメアリー。手を振りながら学校に送り出す父親。窓辺で見送る猫。この絵が良かった。⇒

2021/04/06

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

どんな事でも最初にするのは勇気もいるし、周囲の偏見も跳ね返す強さが必要。同調圧力に屈しない姿は素敵だな~と思った。今は個性として取り入れてくれるが、そうでない時代に自分の意志を通したメアリー・E・ウォーカーを尊敬します。私はスカートが嫌いで、学校の制服以外は学生の頃はほぼスカートを穿いていない。

2022/07/04

ちえ

世界で最初にズボンをはいた女性の一人、メアリー・エドワーズ・ウォーカーさん。今では当然と思われていることも過去の人たちの行動の積み重ね。衣服、仕事、女性の参政権…そう考えていてこの前の「同性婚否定は違憲」https://www.jiji.com/sp/article?k=2021031700150&g=soc という札幌地裁の判決を思い出した。社会は少しずつでも前へ進み変わっていくのだと。

2021/03/23

感想・レビューをもっと見る