とんがりぼうしのクロチルダ
とんがりぼうしのクロチルダ / 感想・レビュー
小夜風
【図書館】クロチルダは私だ…。妖精にも魔女にもなれなくて、妖精たちにも魔女たちにも仲間に入れてもらえない…。私の場合はそれは「健聴者」と「ろう者」。どちらにも属さないひとりぼっちの自分。独特の絵が面白い。ちょっとだけ妖精、ちょっとだけ魔女になってみる…自分もそうやって生きていく。
2014/06/23
杏子
1年生に読み聞かせ。ハロウィンにちなんで読んだ。反応はいまいち?妖精と魔女の間で、審判をさせられるクロチルダはいわば仲間はずれのような存在。絵は幻想的で、ファンタジーの雰囲気もたっぷりだけど。1年生にはわかったのかな?本当はもっと深い内容なのかもしれない。
2016/10/27
mntmt
幻想的な絵に惹かれました。
2016/10/26
深青
魔女にも妖精にもなれない、クロチルダ。遊びにも混ぜてもらえない彼女は、いつも審判役です。そんなある日…魔女と妖精はピラミッド勝負をして…。独特な絵がなんとも素敵。小さな違いにこだわってないで、皆で仲良く出来たら一番だよね。
2013/09/01
リリィ
妖精と魔女の住む世界で、たった一人、どちらにも属さない少女クロチルダ。どちらの遊びにも混ぜてもらえず、任されるのはいつも審判役。ある日、どちらか高くピラミッドを作れるか審判を頼まれて…。独特な画風で、躍動感たっぷりに描かれた妖精と魔女が目を引きます。どちらが優れているか、線引きなんでせず、お互いの良い所を見つけて共に遊ぶ方が、きっと楽しいですよね。クロチルダだって、ありのままで良いと思います。共存も必要だけれど、自分らしさも忘れずにいたいな…と思わせてくれる本でした。
2014/06/13
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