発達障害を予防する子どもの育て方: 日本の伝統的な育児が発達障害を防ぐ
発達障害を予防する子どもの育て方: 日本の伝統的な育児が発達障害を防ぐ / 感想・レビュー
寺島ヒロ
「予防」はちょっと表題にするのは相応しくないかなあと感じました。小さいうちに発見して「昔ながらの子育て」をすれば発達のデコボコが消えて無くなるかのような印象になるので。発達デコボコそのものは稀にあること。あくまでも「障害」という状態に至るのを防げるかもしれない、いつか出るかもしれない「二次障害」を軽くするために、周囲の人がやれることがあるかもしれないって話です。著者が3人もいるので少々通読するには読みにくいですが、研究の中身は面白かったです。
2014/09/03
Shiori Kacchi
「発達障害を予防する」これが大切なキーワード。発達障害って生まれつきじゃないの?と思いがちですが、親の関わり方が原因で、発達障害という診断をされてしまう子どもが増えているそうです。核家族化が進む現代は、親に頼れない子育てをしている方々がたくさんいると思います。この本は、日本の伝統的な子育てから、今の現代に欠けている子どもへの関わりを学べる一冊になっています。「知らない」ということで、子どもの笑顔が消えてしまわないよう、学校で何ができるのかを考えるきっかけの一冊になりました。
2014/08/24
教育文化経営学院
いい本だと思います。とにかくテレビ等の電子機器から子どもを話して、直接的な体験をさせること、昔ながらの子育てって、本当に大切なんだと思います。
2022/12/30
MASANARING
脳の仕組みに基づいた基本的な子育て法を紹介。はるか昔からヒトは子育てを繰り返してきた。いま我々がしないといけないのは江戸時代でもできたことをじっくり寄り添って行うこと。しかし、社会の変化がそれを阻む現状。本当に根深いと思うし啓発していかないといかんと思わせる一冊。
2017/01/11
しろくろ
育児書、経験不足による発達障害的な症状を防ぎましょうという内容。2歳までテレビを見せない方が良い。遊びから算数や読み書きの経験をすることの大切さが書かれていた。ボーリングやトランプじゃんけんをしようと思った。B4の鉛筆を買いに行こう!
2015/06/17
感想・レビューをもっと見る