装幀のなかの絵 (四月と十月文庫3) (四月と十月文庫 3)
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装幀のなかの絵 (四月と十月文庫3) (四月と十月文庫 3) / 感想・レビュー
コットン
アートディレクターの仕事術としての本として読め、着想から完成するまでの仕事との関わり方が書かれている。例えば:なんどもやり直してもらった若手のイラストレーターにその人の納得した絵を大量に送ってもらい、最終的にオーケーとなった絵とは別の(多分、イラストレーター本人は絶対選ばないだろう)完成度は低いがフレッシュな作品を採用したところなど面白い。
2019/01/06
qoop
表紙や挿絵にどんな絵を選び、どう配するか。グラフィックデザイナーである著者の仕事ぶりを伝える本書は、迷いや悩みを隠さず、飾らず、発想する過程をそのまま伝えるような質朴な臨場感がある。本の内容を飾るデザインを飾らず伝えるかのようで、その対比が面白い。中でも画業とデザインの差異をはっきり分ける境界を教えてくれる〈完成っていつ?〉〈アクション派〉などが興味深かった。
2019/10/30
K
読む前は、専門用語ばかり羅列されてるのかなと思っていたけれど、読みやすかった。もの造りはいいなあとあらためて実感!
2011/12/27
ちり
創刊時から関わっていたクウネルの話も出てくる。クウネルくん誕生の過程(しゅっと細い最初のデザインも載ってる)
2016/02/28
nako*beary
人物の魅力を感じた。
2014/12/30
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