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ビリッヒ博士の最期

ビリッヒ博士の最期

ビリッヒ博士の最期

作家
リヒャルト ヒュルゼンベック
ゲオルゲ グロッス
Richard Huelsenbeck
George Grosz
種村季弘
出版社
未知谷
発売日
2003-02-01
ISBN
9784896420708
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ビリッヒ博士の最期 / 感想・レビュー

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きゅー

ハインリヒ・マンの傑作『ウンラート教授』(宣伝タイム)に似ているのかなと思って読み始めたけど、そんなこともなかった。この小説の主人公、ビリッヒ博士(billig=安っぽい)は、淡々と人生を転落していく。おそらく読む人みな「この女に利用されてるだけだって!」とツッコミを入れたくなる仕様。でもビリッヒ博士が清純無垢な人間ではないので、特に同情は感じず、ただ主人公の愚かさに苦笑する物語。

2011/10/26

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